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三重県津市 花屋 chelban [シェルバン] 花言葉15
  • 花言葉

花言葉15

 

 

 

先日、フラワーライブを行った時のことです。

お題目は『哀しみ』という内容でさせて頂きました。

前々回に行ったライブにも来てくれていた方が、今回のライブの後に話をしてくれました。

「前のライブの方が哀しかったですね。今回は8割といった感じです」

彼は、そのようなことを言ってくれました。

 

とても面白いなと思って聞いていました。

たぶんこれは、表現や感動といった言葉の理解の話だと僕は思いました。

以前に花言葉で書きましたが、花は表現手法であり、表現はコミュニケーションであると僕は考えています。

その表現の前段階に、感受したものがあり、それを感受した感覚があると思います。

 

10割が正解のように彼は考えていないかな、とその時に考えていました。

彼の言葉で分かるのですが、『哀しみ』を感じたことを前提に彼は話しています。

表現は行われているのに、彼は別のものを見ていることに気付きます。

彼は、表現に達成感を求めているのかとも思いました。

 

最近、思うのですが、『表現』というものに気付いてから初めて『表現』という筋肉に出会う、と。

いくら『表現』を鍛えようとしても、そもそも表現筋がどこにあるのかやどのようなものかが

見えていないので、鍛え方が分かりません。

下半身の筋肉を鍛えたいのに、ずっと腕立て伏せをしている状態と言いますか。

 

『表現』というものに気付いてから初めて『表現』というものに出会う。

それは、情けないことではなくて、今から生きる時間の可能性に出会えた瞬間だと思います。

物事を点で捉えて、その点の中の達成感を追い求めていては出会えない

時間の可能性があると僕は感じています。

 

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