![三重県津市 花屋 chelban [シェルバン] ベリーベリー](https://chelban.com/wp/wp-content/uploads/2026/01/PXL_20260116_232429804.jpg)
- 2026.01.26
- 生活の花
ベリーベリー
先日、美味しそうなイチゴをパックで頂いたので、家に持って帰った。
家に帰って、さっそくパックのまま、さらっと水浴びさせてテーブルに置いた。
イチゴのヘタを指先でつまんで、口まで運ぶ。
「甘っ!」
口の中に唾液がじゅわっと広がった。
お花をし始めた頃、ブラックベリーを合わせた花束が好きだった。
艶やかな肌と丸みを帯びた姿は、何故だか自然と惹きつけられるものがある。
ベリーには、魔力があるみたい。
そんな風に感じられるような、理由は不明だが自分の心を強引に惹きつけるものは、確かに存在する。
誘われるような引力をもつもの
執着を抱かせてくれて虜にしてくれるもの
ベリーは、ぐいっと袖を引っ張ってきて、振り返ると、あどけない笑顔を向けている。
僕にとっては、そんなもの。
瑞々しさは、それだけで愛でたい。
僕は、ちいさくて主張が強すぎないものも好きだ。情報が込み合っていたり主張が強い様子を五月蠅く感じる。
蛇イチゴは、この好きなものリストに入っている。
里山あたりで、畑と雑木林の間の里道を歩いていて、足元を見ると蛇イチゴが見つかることがある。
茎が細っこくひょろっと躰を伸ばしてきて、草の隙間からあの赤ら顔を覗かせる。
恥ずかしがり屋で、飾り気のない素朴な様子。
垢ぬけていないという言葉があるが、垢ほど洗練されているものはないように今は思う。
垢はいつでもついてきて、それを磨いては、また垢を磨く。垢が躰や何かの不純物のように思えば、磨き落とせば洗練という。
しかし、垢そのものを考えれば、垢に磨くところがあるだろうか。
人生が進み晩年へと歩みを続けていくと、落としたはずの垢に何かしらの心を持つことはないだろうか。
それともベッドの上で以前よりも重たく感じる身体から、まだ洗練を誰が求め目指すのだろうか。
どちらが良いということではなく、どちらも里道の脇に勝手に芽を出して、こちらを見ていたようなものだと思う。
次の日の朝、テーブルの上にある昨日食べたイチゴのパックを横目に、お勝手から庭に出た。
春の香りがしているように感じられる日和だ。
庭に、クサイチゴの葉が少し色づいて広がっていた。
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