- 2022.10.21
- 花言葉
花言葉11
自然から学ぶことは、いつも多くあります。
自分の年齢も踏まえて、『やりたいこと』を僕に話してくれる方がたまにみえるのですが、
そんな時は、漠然とした不安を抱えている様子が観られます。
植物を用いて表現するとは、本当に会話や文章と同じことが行われているだけだと
僕はいつも思っています。
今の感情を引き出した感覚というものは、とても重要です。
『実感』が人生で最もかけがえのないものだと僕は思っています。
その実感があるからこそ、その人ならではの言葉であるお花と出会えます。
それで良いと僕は思うのですが、もうひとつその時に大切にしてもらいたいことがあります。
それは、自然から学ぶことがいつも多くあるということです。
もしも、あなたがどこにも行けない環境に居るとしても
もしも、あなたがお金を持っていなくても
もしも、あなたが何も持たざる者だと自分のことを思っていても
自然は、あなたが気づいていないだけで傍にあります。
自分で自分の心を探そうとしている時は、何も見えていないことがあります。
逆に、自分の意識になかったものに気づけた時に心が見える時があります。
期間を定めて行うことで得られるものがあります。
スケジュール管理をする中で、『やりたいこと』を細分化して工程を理解することになります。
行うことが明確になることで達成度合いが目に見える形となり、モチベーションも上がります。
漠然とした不安は、このあたりを中心にしばらくの間は考える時間を持てば薄れていきます。
今の感情を引き出した感覚というものは、とても重要です。
しかし、そればかりを追いかけていると変化する状況に引き出された感情に引っ張りまわされている
そんな状態になってしまいます。
自然を観ていて勉強になるのは、1+1=2のようにとても簡単な
変化の中に変わらない部分を見つけることが出来るところです。
変化する面には対応する能力、変化しない面には区分化する能力。
この2つを学ぶことが出来ます。
変わらない面とは、今後何があっても変わらない部分ということです。
10年後に、1+1=3になることはないと思います。
この変わらない面の抜き出し方を持つことが出来れば、不安感はさらに無くなります。
物事の表面上で起こり得るアップやダウンを単純に『変化』としたなら
その底の部分にある変わらないところを『安定』とします。
安定をもたらしたい人は、単純にそのような安定の数だけに意識を集中すれば良いと思います。
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