- 2022.10.25
- 花言葉
花言葉14
『見立て』と言う言葉があります。
対象を別の物事に例えることを言うのですが、この『見立て』を行う中で学べることがあります。
それは、お花作りの場面以外でも役に立つことだと思います。
お花の世界でこれを言うならば
苔を使い、自然の風景に例えたり
同じく苔を使い、まりもに例えたり
植物を使って表現をするということなので、
自然の風景や形などに例えることが多いと思われます。
演じるということに少し似ているかなと思うのですが、
どちらかと言うと演出技法というより見立てを行うことで
生活に取り入れられる良い面は
物事の要素を抜き出すという力だと思います。
抜き出すということは、物事を理解するということだと思うので、
これは会話や文章で言うところの翻訳のようなことが
自然と見立てるということをする過程で起こります。
お花ひとつにとっても見立てるというパターンを数多く持つということは
どういうことにつながるかと言いますと、それだけ一つの物事に対する視点数が増えるということです。
より見立ての数を多く持てる人が、ひとつのお花に対しての魅力を探そうとしているということが伝わってきます。
自分の好きなことを大切にして生きていきたいと思われてる方は
自分がやっていることを別のことに例えてみると、別の魅力が見つかり、より楽しくなるかなと思います。
Gallery