- 2022.11.09
- 花言葉
花言葉16
前に書いたかもしれませんが、お花は命の表現です。
誰もが赤ん坊の時、生まれた瞬間に「おぎゃあ」と産声をあげてこの世界に誕生します。
その泣くという行為が最初の表現手法だと思います。
大人になるにつれて、沢山の知識を身に着けて、どんどんと表現手法が増えていきます。
そのうちに、表現手法や選択に重きを置くようになります。
元々、たった一つだった命の表現が、いつの間にか表現手法=表現のようになり
人生の中で、正しい表現手法を選ぶことが重要なことのように思われたりもするのかもしれません。
毎日の中で、自分の気持ちや誰かに対して表現をしているということを
これもまた、いつの間にか忘れていってしまうのかもしれません。
生まれた瞬間から最後の瞬間までを考えてみると、複雑にしているのはいつも自分だということに
気付かされます。
迷路の出口を探す時に、本当は迷路に入った最初の扉をもう一度戻るだけで、
外に出れたりするのかとも。
命の表現は、最初からたった一つ。
誰もが生まれた瞬間に持ちえたものだと思います。
そこには、美しいも醜いも最初から存在していません。
最初に命があり、命の表現があり、それを伝えたり感じる為に表現手法があり、
より分かり易く伝わる為に美しさや醜さがある。
いつも自分の命を見続けることが、何よりも大切なことのように思われます。
Gallery