- 2021.06.15
- 靴の下のロッテンフラワー
靴の下のロッテンフラワー
6/15よりCHELBAN店舗の裏にて、ロッテン&ドライフラワーの店舗をオープンします。
店舗名『靴の下のロッテンフラワー』
インスタグラムアカウント→@rottenflower0615
Open/15:00
Close/18:00
12:00~15:00の時間帯はご予約制。
ご予約の方にゆっくりと過ごして頂けるように考えています。
〇店舗の特徴
□ドライフラワーの切り花販売(1本~か1束にて)
□ドライフラワーのギフト販売(直ぐにお買い求め頂けるギフト)
□写真・動画撮影などに使われる方へのご用意
□ロッテンフラワーの販売
を主に行わせて頂きます。
〇ロッテンフラワーとは?
生花とドライフラワーの中間にあたる状態を、私達はロッテンフラワーと名付けました。
生花店での販売は、恐らくは類をみない試みだと思います。
CHELBANのオープン時から大切にしてきた考え方があります。
出会えた瞬間の魅力を大切に思います。
若い植物には新鮮なライムグリーンと
その小ささが可愛らしく、花のつぼみは赤ちゃんみたいに
期待と希望がぎっしりつまっている。
花開けば、色鮮やかに大小関わりなく大声で
主張してきて、熟れてくれば、
色さらに濃く深くなり、味をみせてくれて、
枯れていけば自然と最も感じる風格となり、
それまでの物語を考えさせてくれる。
枯れれば、芯だけを見せてくれて、
枯れた時に最も植物の奥深いものが
見れたような気にさせてもらえる。
人生と同じように全ての瞬間にある
その時の魅力に出会えることをうれしく思います。
ショップカードにはこの文章を短くしたものを、ずっと使っています。
私達は、植物のサイクルそのものを愛おしく感じています。
生まれてから枯れるまで、全ての状態に美しさや人の心を動かしてくれるものが備わっていると思います。
無駄なもの無価値なものなど何一つないと考えています。
それがCHELBANのConceptにあるFlower diversityの考えです。
消費を通して、私達の考え方や新しい価値観を伝えていきたいと考えています。
形を残すものや残るものの大切さがあります。
同じように形が残らないものやその時にしか出会えないものの大切さがあります。
生花とドライフラワーの中間地点にある儚いものの価値を伝えることが、生花とドライフラワーを一つの植物の魅力として
繋がり伝わればと考えています。
植物への価値観を通して儚いものに美しさを気づくことが、人の人生でもいつも変わりゆく中にその瞬間の大切さを探す機会に
なってほしいと思います。
ロッテンフラワーの取り扱いについては、以前より写真の撮影に使われるドライフラワーのご相談などを頂いておりましたので、
ドライフラワーと合わせて、写真や動画の撮影時にニュアンスで用いてもらえればと考えています。
必要とされているシュチュエ―ションと合えば、どんな状態の植物にも価値を感じてもらえると思います。
あとは枯れていくだけの花弁もブライダルのシーンで用いれば、人々に喜ばれるフラワーシャワーとなります。
ロッテンフラワーには、刹那の美しさを感じてもらえれば嬉しいです。
人生の中で、見慣れた景色が変わっていくことがあります。
その景色の中で過ごした人は、変わった景色の中に以前の面影を思います。
お花は生き物なので、その姿形は徐々に変化します。
成長という名の変化です。
愛しい植物から教えてもらえたことを、お店作りにも反映していきたいと考えています。
店舗にも四季があり、撒いた種が芽吹き、成長して、また違った景色が誰かを喜ばせてくれる。そんな風にあれればと思います。
この景色がある庭が『CHELBAN』で、その庭から芽吹くのが『靴の下のロッテンフラワー』です。
まだ芽吹いたばかりの種ですので、またお客様に可愛がり育てて頂ければ嬉しいです。