- 2021.09.13
- Wedding report
Wedding report 1 前編
『 ミッドサマー ウェディング 』
2021年、夏に行われたウェディングの記憶です。
『花から始まるWedding』と題して、まずは結婚を考えられている御二人がお花屋さんに相談することから、
自分達のウェディングを考えて作っていく形を2020年に発表しました。
2021年は、配信イベントを毎月行っていたのですが、そのイベントに協力してくれていたFちゃんが
協力当初からこんな感じに話してくれていました。
「夏にウェディングなので、本当にこの『花から始まるWedding』のコンセプトが大好きなので、
絶対に自分のウェディングにお願いしたいし、もっと沢山の人に知ってほしいので何かあれば手伝いたいです」と。
Fちゃん、とても良い人なのです。。。やさしい。。
毎月の配信イベントも協力してもらいながら、こんなのが可愛いねといっしょにウェディングについて話していました。
Fちゃんのウェディングは、伊勢市にある結婚式場FOLKFOLKさんで行われました。
今回のウェディングは、窓口がお花屋さんではなかったのですがあまりそれは重要ではありません。
僕が『花から始まるWedding』というお花屋さんが窓口になることをしているのは、ウェディングを考えるといえば、
式場に行くしかないと思われている方がおられたら、そんなことはないし、その前に御二人で自分達についてや大切な人について
考えたり話したりする時間を作れた方が良いと思うからです。
気軽にウェディングについて相談できる場所は、別にお花屋さんだけではなく、沢山あれば良いと思っています。
Fちゃんは、自分のウェディングについて楽しんで考えている様子でした。
打合せはFOLKFOLKさんで、プランナーさんと御二人といっしょに行いました。
FOLKFOLKさんでは、プランナーさんがヒアリングをして→ウェディングの軸になるコンセプトを作られています。
その軸があるので、そのウェディングプロジェクトに参加するパートナー企業さんがイメージしやすくなっています。
打合せでは、想像を膨らませることが重要です。
膨らませすぎてまとまらなくなると、不安にさせてしまいますが、まだアイデア出しの段階であるので、
僕の場合はこんなのどうかな?という妄想をとりあえず話すことにしています。
この人、ちょっと合わないなとか思われたら悲しいので空気は読みながらですが、遠慮がちだったり、
どこまでのことを話したり求めて良いのか分からないと思われているだろうと御二人を観て感じる時は、
僕はだいたい自分の想像を話すことで、外枠のようなアウトラインを作るイメージで取り組みます。
「 ミッドサマーって映画、観たことある?」
こんな感じに話してみました。
僕は子供のころからホラー映画が好きなのですが、そんな僕がお花をするようになってからホラー映画を観ると、
ホラー映画に出てくる花の演出の素晴らしさに気付きます。とても勉強になる。
ポップな色合いと言いますか、楽しい雰囲気の花色を使うことで、ホラー映画では逆に怖さが引き立つ役割をしています。
では、ホラー以外で考えたらどうなのかと思うと、普通にかわいいお花合わせなのです。
この時の僕のお気に入りが、映画『ミッドサマー』の花合わせの素晴らしさ。
これだなと思い、御二人とプランナーさんに話してビジュアルの画像を見せると、気に入ってもらえました。
こうしてコンセプトの副題に『花から始まるWedding』『ミッドサマー』が加わり、イメージ提示→お見積りを経て
当日の施工となります。